大洲市、喜多郡の中山間地を中心に栽培しています。半促成、夏秋、抑制と、4月から12月まで、長期間にわたる出荷体制を維持しています。特に、露地栽培の「夏秋きゅうり」は、愛媛県内一の栽培面積と生産量を誇り、国の指定産地の認証を受けています。
キュウリ部会では、一元集荷・共同選果による品質統一とロット拡大で、京阪神を主な販売先として、品質面でも高い評価を頂いています。
半促成きゅうり・・・4月上旬~7月上旬
夏秋きゅうり・・・・6月下旬~10月
抑制きゅうり・・・・9月上旬~12月上旬
(作型)半促成トマト・抑制トマト・ミニトマト
(出荷時期)4月上旬~11月下旬
愛媛県の西南部に位置するJA愛媛たいき管内は、海岸地帯から標高600mを超える中山間地帯まで、県下でも有数の農業地帯です。トマト栽培は1989年に導入され、現在は主に京阪神の市場へ出荷しています。
半促成トマトの生産者は、すべてエコファーマーの認定を受けています。トマト部会では、農薬・化学肥料を県が定める基準より約3割削減して栽培し、環境にも人にも優しい栽培を目指しています。
【受賞歴】
平成17年度 第32回全国施設園芸共選会
「園芸資材協会長賞」受賞
伊予ナスは、当JA管内全域で栽培されています。品種は「筑陽(ちくよう)」で、主に関西の市場に出荷。栽培では、V字整枝栽培、一文字仕立て栽培を実施し、品質向上と管理労力の軽減に取り組んでいます。
伊予ナス(筑陽)・・・5月中旬~11月下旬
当JAは、県内有数のイチゴの産地です。色づき、食味(酸味・甘みのバランス)が良い「紅ほっぺ」を中心に栽培しています。栽培面積は約370a、うち164aが高設栽培で、平坦地から中山間地まで広く作付けし、独自ブランド「エコラブイチゴ」として出荷しています。
現在は、品質向上と栽培管理の省力化を目指し、天敵防除の実証試験を研修施設で行っています。害虫を捕食する天敵を増やすことで、化学農薬の使用を減らすことにもつながります。
また、2戸がJA観光いちご園を運営し、幅広い層の消費者へ、産地をPRしています。
紅ほっぺ・・・11月下旬~6月下旬
【観光いちご園】・・・開園時期:12月~5月
徳田いちご園(愛媛県大洲市東若宮8-8)
川本いちご園(愛媛県大洲市菅田町宇津甲872)
JA愛媛たいきは、県内有数のスイカの産地です。大洲市では、一級河川「肱川」流域の肥沃な土壌と盆地特有の寒暖差を生かしたスイカ栽培が行われています。大型トンネル等による「雨よけハウス」栽培で、出荷は5月下旬から。シャリッとした食感と甘みたっぷりの果汁が人気です。
スイカ研究会では、栽培基準や出荷規格を独自に設け、生産者の愛情たっぷりに栽培されたJA愛媛たいきオリジナル農産物の愛称「エコラブスイカ」として県内市場や産直市へ出荷しています。
祭りばやしRG、羅皇ザ・スウィート ・・・5月中旬~7月中旬
当JA管内は、県内有数のハクサイの産地です。大洲市五郎地区を中心に東大洲・菅田・南久米で栽培され。肱川流域の肥沃な土壌と盆地特有の冬場の霧や霜が、甘みの強い、葉肉の厚い良質なハクサイを育みます。
国の指定産地の認定を受けており、当JA農産物の愛称「エコラブハクサイ」として県内市場へ出荷しています。
きらぼし65sp・85・90、
黄ごころ85・90、ほまれの極み
・・・10月下旬~3月中旬
一級河川「肱川」流域の肥沃な土壌を生かし、主に東大洲地域で栽培されています。肉厚で果汁たっぷりの果肉は、盆地特有の昼夜の温度差が生み出す極上の甘みを併せ持ち、市場からも高い評価をいただいています。
アムスメロン、タカミメロン、
オルフェ、タカミレッド
・・・6月中旬~7月下旬
管内全域で栽培されています。品種は「京波」で、主に関西市場に個選出荷しています。
ピーマン(京波)・・・6月上旬~11月下旬
当JA管内の温暖な気候を生かし、主に中山間地で栽培されています。冬至の需要に合わせて栽培し、県内及び京阪神へと出荷。完熟で良質と高い評価をいただいています。
えびす、栗ざんまい・・・12月
海岸部から中高冷地まで、管内の幅広い立地条件を生かして長期間出荷を行っています。
キセラインゲン、モロッコインゲン ・・・6月上旬~12月下旬
春の山菜の代表。当JA管内で育つ天然のわらびは、食感もよく、卵とじや煮物、酢の物など、様々な料理にアレンジしていただけます。
わらび・・・3月下旬~5月下旬
春の山菜の代表。当JA管内で育つ天然の山ぶきは香りも高く、佃煮や煮物におススメです。
山ぶき・・・3月下旬~5月下旬
ヒノヒカリ、にこまる、
あきたこまち、コシヒカリなど
・・・9月上旬~11月下旬
当JA管内は、「ヒノヒカリ」を中心に、「にこまる」「あきたこまち」「コシヒカリ」などが栽培されています。
疎植栽培による低コスト化、種子更新・栽培履歴の記帳など、消費者へ安心・安全を提供する取り組みを行っています。また、平成19年産から大洲市蔵川地区、平成23年産からは管内全域において、愛媛県特別栽培農産物「エコえひめ」の認証を受け、環境にやさしい米づくりを実施しています。
【受賞歴】
平成25年度
第18回全国環境保全型農業推進コンクール
「奨励賞」受賞
平成30年度
第20回記念大会 米・食味分析鑑定コンクール
国際大会 都道府県代表お米選手権「最優秀賞」受賞
愛媛県は「はだか麦」の生産が日本一。当JA管内でも「ハルヒメボシ」「チクゴイズミ」を中心に生産を行っています。
麦・・・6月中旬~7月中旬
愛媛県大洲市は、幕末の時代から養蚕・製糸の一大産地として栄えた歴史がありますが、現在市内で養蚕業を営むのは、わずか2戸。伝統ある養蚕業を残したいと、若い後継者も誕生しています。
契約先は近江真綿振興会。大洲産繭100%の高級布団に生まれ変わります。
【契約先】
近江真綿振興会
「春嶺×鐘月」「錦秋×鐘和」
・・・6月上旬~10月上旬、年4回
梅漬け用の加工シソとして契約栽培を行っています。
【契約先】
くみあい食品工業(株)
大葉赤紫蘇・・・6月上旬~9月下旬
青汁の原料となるケール。県内でも最大級の産地として、徹底した管理栽培で高品質なケールを出荷しています。
【契約先】
健康食品メーカー
ケール・・・周年出荷
古来から解毒薬として用いられてきたシソ。当JAでは生薬会社と契約し、漢方用として栽培しています。
【契約先】
生薬会社
薬用シソ・・・6月上旬~9月上旬
当JAでは生薬会社と契約し、漢方用として栽培しています。
【契約先】
生薬会社
ミシマサイコ・・・12月上旬~2月下旬
胃腸機能の回復や消化機能の改善に使用される薬用八朔。
当JAでは生薬会社と契約し、漢方用として栽培しています。
【契約先】
生薬会社
薬用八朔・・・6月下旬~7月下旬
内臓器官の働きを活発にする作用が期待できる山椒。
当JAでは生薬会社と契約し、漢方用として栽培しています。
【契約先】
生薬会社
薬用山椒・・・7月上旬から8月末
冠婚葬祭を中心に需要が高いオリエンタルユリ、立ち姿も美しく、市場からも高い評価をいただいています。
オリエンタルユリ・・・10月~6月
(バストーン、カンピオーネ、シャブリル、シアトル、ムンダーナ)
特殊な栽培管理により、品質の良い商品が安定的に出荷されます。全体的に小ぶりで、アレンジメントや花束用に用いられます。
ひまわり・・・4月~10月
(ビンセントオレンジ、サンリッチマンゴー、サンリッチライチ)
主に添え葉として用いられることが多く、フラワーアレンジやブーケなどを中心に、人気の高い花きです。
リキュウソウ(ビャクブ)・・・7月~10月